漢方スタイルクラブカードとリクルートカードプラスを比較

リクルートカードプラスは、株式会社ジェーシービーが株式会社リクルートホールディングスと提携して発行しているクレジットカードです。

以下は、高還元率カードの二強とも言うべき、漢方スタイルクラブカードとリクルートカードプラスのスペック比較表です。

漢方スタイルクラブカード リクルートカードプラス
カードデザイン 漢方スタイルクラブカードデザイン画像 リクルートカードプラスデザイン画像
提携会社 薬日本堂株式会社 株式会社リクルートホールディングス
※運営自体は株式会社リクルートライフスタイルが行います
申し込み資格 原則として、年齢18歳以上(高校生は除く)で電話連絡が可能な方
※主婦・学生の方もお申し込み可能です。
※未成年の方がお申し込みの場合には親権者の方の同意が必要となります。
原則として、年齢18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方。または、高校生を除く18歳以上の学生の方。
※未成年の方がお申し込みの場合には親権者の方の同意が必要となります。
審査期間 入会申し込みから2週間前後 入会申し込みから最短3営業日でカード発行
※管理人の場合、1営業日で審査結果が判明しました。
利用限度額 個別に設定 個別に設定
年会費(税抜) 初年度 無料 2,000円
2年目以降 1,500円 2,000円
国際ブランド VISA、JCBから選択 JCB限定
還元率 通常 1.75% 2.0%
優遇レート 3.5%
※薬日本堂商品割引券交換時
-
他の交換先 ANAマイル、日本ユニセフ協会への寄付 Pontaポイント
初年度限定特典 【ファーストプレゼント】
漢方スタイルクラブカード到着後3ヶ月以内の利用金額に応じて、最大5,000円分のJデポ(カード請求時値引き枠)をプレゼント。
  • 5万円以上7万円未満の利用で2,000円分のJデポ
  • 7万円以上10万円未満の利用で3,000円分のJデポ
  • 10万円以上の利用で5,000円分のJデポ
マイページにログインして、「特典受取りボタン」をクリックされた方全員に、ポンパレモール限定ポイント(期間限定)5,000円分をプレゼント。
ボーナスポイント 年間2,000ポイント獲得(年間約58万円利用相当)で250ボーナスポイント、年間3,500ポイント獲得(年間100万円利用相当)で500ボーナスポイント -
期間限定レートアップ 年に数回実施 -
チャージでポイントが貯まる電子マネー nanaco、モバイルSuica、SMART ICOCA nanaco、モバイルSuica、QUICPay
ポイント利用最低単位 500ポイント(約143,000円利用相当分) 1ポイント(50円利用相当分)
海外旅行傷害保険 最高2,000万円 最高3,000万円
国内旅行傷害保険 最高1,000万円 最高3,000万円
ショッピングプロテクション - 年間200万円
不正使用に関する保険 【ネットあんしんサービス】
インターネットで不正利用され、身に覚えがない請求が届いた時に、株式会社ジャックスへの届出日から90日前まで遡及して、不正利用による損害を補償。
※ネット安心サービスは、株式会社ジャックスにて第三者による不正利用が認められた場合に適用。
【「JCBでe安心」制度】
インターネットショッピング、電話・プロバイダー料金、電話・FAXによる通信販売については、身に覚えのない請求があった場合でも、調査の結果、第三者による不正使用と認められた場合は、請求が取り消されます。
カード盗難保険 漢方スタイルクラブカードの紛失・盗難による不正使用の損害を、届出前60日、届出当日、届出後60日の合計計121日間補償。
※警察署へ被害届の提出が必要です。
リクルートカードプラスの紛失・盗難による不正使用の損害を、届出日から60日前まで遡及し、それ以降の損害額が補償されます。

還元率で優位に立つリクルートカードプラス

漢方スタイルクラブカードは年会費1,500円(税抜)で還元率1.75%+ボーナスポイント。リクルートカードプラスは年会費2,000円(税抜)で還元率2.0%。

下記の表は、2年目以降の両カードの、年間利用金額に応じた還元額を比較したものです。表からもわかるように、年間利用金額が100万円を超えた辺りからリクルートカードプラスが漢方スタイルクラブカードを上回るようになり、利用金額が多くなればなるほどその差が開いていきます

10万円30万円50万円100万円200万円 300万円
漢方スタイルクラブカード 130円 3,630円 7,130円 18,380円 35,880円 53,380円
※それぞれボーナスポイント500ポイント(2,500円相当分)加算
リクルートカードプラス-160円3,840円7,840円17,840円37,840円 57,840円

使い勝手が大幅に改善されたリクルートポイント

Pontaポイントの相互交換が開始されてからの使い勝手

漢方スタイルクラブカードの還元方法は、Jデポ(次回請求時値引き枠)というキャッシュバックに近い形の非常に使い勝手のよいものです。利用者の手元には、利用金額×還元率分の現金が手元に残ることになります。

一方の、リクルートカードプラスの還元方法はリクルートポイント。

リクルートポイントは、リクルートの運営するネットサービスである、じゃらんnet、Hot Pepper Beauty、ポンパレ、ホットペッパーグルメホットペッパーお食事券、ごちまる、Fun★Cart、ERUCA、じゃらんゴルフ、ポンパレモール、MARQRELでのみサービス利用代金の充当という形で使用することができます。

さらに、リクルートポイントは、Pontaポイントに交換することもできます。100リクルートポイントを100Pontaポイントに100ポイント単位で交換することができます。

Pontaに交換すれば、ローソン、ゲオ、ライフ(10店舗限定)、HMV、HMVオンライン、アオキ、ビックカメラ、ケンタッキーフライドチキン、大戸屋、ピザハット、和民、昭和シェル石油などのPonta加盟店にて幅広く利用することができます。

リクルートカードプラスのクレジット利用でたまったポイントはリクルートが運営するネットサービスでも使え、Ponta加盟店でも使えるということですから使い勝手が大幅に改善されました。

Pontaポイントの相互交換が開始される前の使い勝手

※以前のリクルートポイントの使い勝手を知りたい方だけお読みください。それ以外の方はここの部分を読み飛ばしてください。

以前のリクルートポイントはポイント交換先がなく、リクルートの運営するネットサービスで利用するしかありませんでした。

楽天カードの使用で貯まる楽天スーパーポイントが、楽天市場や楽天トラベル、楽天ブックスなどで使用できるのと同じ構図ですが、楽天グループの各ネットサービスと比較すると、リクルートのネットサービスはまだまだ知名度においても使い勝手においても劣っていました。

元々、宿泊予約サイトとしてじゃらんnetや、共同クーポン購入サイトとしてポンパレを使用していた人には、リクルートカードプラスは至高のカードになり得るでしょう。しかし、リクルートのネットサービスに慣れ親しんでない方は、リクルートカードプラスの使用でザクザク貯まるリクルートポイントを有効活用できない可能性があります。

ただ、後発のリクルートがこの状況を手をこまねいて見ているとも思えませんので、今後、ポンパレモールやポンパレの使い勝手が飛躍的に向上する可能性はあります。その時こそ、リクルートカードは万人にとって至高のカードになるでしょう。

nanacoクレジットチャージでポイントが付く

クレジットカードの還元率ランキングで1位、2位を争う漢方スタイルクラブカードとリクルートカードプラス。両カードには、nanacoクレジットチャージでポイントが付くというプラスアルファの利点もあります

還元率が1.0%を超えるクレジットカードで、nanacoクレジットチャージでポイントが貯まるのは両カードとリクルートカード(Visaブランド、JCBブランド)の3枚だけです。

御存知の通り、nanacoクレジットチャージでポイントが付くクレジットカードを持っていると、税金や国民健康保険料も間接的にクレジットカード払いできます。公金のカード決済という用途を重要視される方にとっては、漢方スタイルクラブカード、リクルートカードプラスは必須のカードとなるでしょう。

リクルートカードプラスの場合、発行会社がジェーシービーのため、おサイフケータイと紐付けて後払い式の電子マネーQUICPayも利用することができます。QUICPayは、セブンイレブン、ローソン、サークルKサンクスなどのコンビニエンスストア、ENEOS、昭和シェル石油、エクスプレスのガソリンスタンド、イオングループのお店、エディオンなど幅広い店舗で利用することができます。

事前チャージも要らず、サイン不要、かざすだけでスピーディーに決済でき、通常通りのリクルートポイントも貯まるQUICPayは買物の利便性を飛躍的に高めてくれるでしょう。

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